B型肝炎について
意外だと思われますが、性行為でうつりますし、血液を介してB型肝炎ウイルス(HBV)が原因で起こる肝臓の病気です。感染力が極めて強く、近年日本国内でも感染者が増加しています。
B型肝炎に初めて感染すると全身倦怠感(全身がだるくなること)、食欲不振、悪心(気分が悪くなること)嘔吐などの症状が出現し、黄疸(皮膚が黄色くなること)が出てきます(急性肝炎)。自然に治癒する場合もありますが、症状がでない場合もあり治癒しないまま慢性化(だんだん悪くなっていくこと)していく場合もあります。 慢性化し、肝炎が進展すると肝臓が線維化(硬くなること)し、肝硬変(肝臓全体が硬くなること)となり、肝癌へ移行していきます。
B型肝炎の感染経路
血液や体液を介して感染していきます。具体的には原因の70%は性的な行為によって感染することも明らかになっています。B型肝炎ウイルスは、キスや唾液程度からでも感染するほど感染力は強力です。エイズと同じ感染経路ですが、その感染力はエイズよりも強力です。唾液が乾燥しても付着した物の表面で1週間肝炎ウイルスは生き続けています。
予防と治療法
B型肝炎予防ワクチン
血液検査後、抗原が陰性(-)、即ち結果が陰性(B型肝炎ウイルスに感染していない)の場合、ワクチン接種を行います。3回接種して、抗体がほぼできることで予防ができます。
治療法
当院で血液検査を行い、感染の有無を確認することができます。(治療を行うことはできませんので、専門医を受診して下さい。)
性感染症の検査と費用
診察について
診察時間につきましてはTOPぺ―ジのお知らせをご参照ください。
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第1,3,5 | 第2,4 | ||||||
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